新海誠監督「天気の子」鑑賞

天気の子 映画

7月の下旬に新海誠監督の「天気の子」を鑑賞しに電車に乗って行きました。
正直、前作「君の名は。」は期待しすぎたところがありました(あくまで個人的に)

新海監督の短編作品からファンだったのですが、「君の名は。」の雰囲気が
今までのイメージと違ってて…
例えば劇中の音楽に、突然ディストーションの効いたジャカジャカギターが鳴ったりとか…

まあ、コンセプトを視聴者がチョイスすることができないのはわかってます。
それでも期待して、今回も観に行きました「天気の子」

天気の子

天気の子

人混みが苦手なので、早朝の回で鑑賞しました。
イオンシネマ岡山です。
安く鑑賞できるのでオーナーズカードに感謝しています!

映画の内容は若い男の子と女の子が主人公みたいです。
冒頭、いきなり女の子に見つけてもらうかの様に雲間にさす光、そして神社…
SFではない神秘的なものを感じます。

家出をした男の子とガラの悪いおっさん。
それに、魅力的なおっぱいお姉さんw

家出をした男の子と拳銃のエピソードはちょっとムリがあるような気がしましたが、まあそれは細かいこと。
雑誌(ムーw)の記事を書いているんでしょうか、突然であった見た目の悪いおっさんと家出少年はつるむ。

そして女の子とも一緒に行動をするようになり…
女の子の雨天を晴れにする力を、お金儲けに利用する。しかもウェブでw
これもムリがあるけど、まあ必然の一つですね!

前作と比べて、うるさいジャカジャカギターも流れないし、新海さんらしい淡々とした展開でしょうか。
僕は好きな演出です。

女の子が特殊な力(雨天を晴天にする)を使っていく。
使うごとに本人は気がつかないうちに体を犠牲にしている。
自分の体ではなくなって行く…彼女はどうなるのか…

雨天から晴天というみんなが喜ぶポジティブな変化なのに、彼女の体はネガティヴな方に向かう…
雨でいいよ…自然がそれを望んでいるのなら雨でいいよ…そんな思いにさせてしまう…

映像はとても美しいのに切ない…
新海さんらしいなあ…

ラストのラストはいい終わり方なんだけど、切なさは残る…いい演出だなあ…
「君の名は。」を観て期待した方は、どんな感想を持っただろう…

レビューサイトを見ましたが、全体的にはいい評価ですが、賛否両論ありますねw
まあ人によって感じることは違うのが当たり前ですが…
作品が消費される世の中になると、ああ…この評価は…と思うこともあります。
作品と呼ばれるものは視聴者主導ではなく、作り手主導であってほしいです。
その結果、違うなと思っても、それでいいのです。
一番アカンのは、売上げ目的が全面に見えてしまうのw
売上げ目的が必要なのは当たり前ですが、目的はお金ではなくて作品であってほしいです。

「天気の子」いい映画でした。
久しぶりにもう一度観たいと思える良い作品でした。
新海誠監督、素晴らしい映画をどうもありがとうございました。

そして、家に帰ってから続きがあります。
劇中で女の子が作ってた、チャーハンを作ってみましたw
ご報告はまた!

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